2011年度神奈川県立中等教育学校 適性検査の出題意図

平成23年2月3日実施の適性検査Ⅰ 出題の狙い
問1 神奈川県内にあった江戸時代の東海道について調べた地図や文章を読み取らせることで,主に科学・論理的思考力の基礎的な力をみることをねらいとした。

(1)
ア 文章を読み取り,問屋場の仕事を適切に表現できるかをみる。
イ 地図や文書を読み取り,空欄にあてはまる宿場町を考えることができるかをみる。
ウ 地図や文書を読み取り,旅人が1日に歩く距離を求め,たどり着くことのできる宿場町を考えることができるかをみる。

(2) 地図を用いて,それぞれのカードが説明している宿場町を読み取ることができるかをみる。

問2 米作りの活動をまとめる歌作りを題材に,楽譜などの資料を的確に読み取ることを通して,科学・論理的思考力をみるとともに,資料をもとにした歌詞作りを通して,社会生活実践力や表現コミュニケーション力の基礎的な力をみることをねらいとした。

(1) 楽譜や説明を的確に読み取ることができるかをみる。

(2)
ア 楽譜や説明を的確に読み取り,演奏時間を求めることができるかをみる。
イ 楽譜や説明を的確に読み取るとともに,演奏時間から速度記号の数値を求めることができるかをみる。

(3) 複数の資料を的確に読み取り,適切な歌詞を作ることができるかをみる。

問3 サッカー大会について,実行委員会で配られたプリントや順位の決定方法,試合の結果をもとに,学級における日常的な活動や大会の順位を考えさせることで,主に科学・論理的思考力や表現コミュニケーション力の基礎的な力をみることをねらいとした。

(1) 資料から必要な情報を読み取り,実行委員が説明した文の空欄に入る数値を求めることができるかをみる。

(2)ア 大会の順位の決定方法と試合の結果に関する2つの資料を関連させて読み取り,示されたような結果になる場合,どのような順位になるかを考えることができるかをみる。

イ 大会の順位の決定方法と大会の試合結果に関する2つの資料を関連させて読み取り,ある学級が1位になるためには次の試合においてどのような結果が必要かを考え,適切に表現できるかをみる。

平成23年2月3日実施の適性検査Ⅱ 出題の狙い
問1 地球温暖化などの環境問題を題材に,実験・観察・まとめといった活動における科学・論理的思考力や表現コミュニケーション力,社会生活実践力の基礎的な力をみることをねらいとした。

(1)
ア 水をまくと気温が下がることについて説明する実験を考えることができるかをみる。
イ 2つのデータが表されたグラフを的確に読み取ることができるかをみる。
(2) 示された複数の資料を的確に読み取り,論理的に考えることができるかをみる。
(3) 資料を整理して,わかったことをグラフにまとめて的確に表現できるかをみる。

問2 過去の時刻の表し方を題材とした文章をもとに,表現コミュニケーション力や科学・論理的思考力の基礎的な力をみることをねらいとした。

(1) 文章を読み取り,「申の刻」が何時を表しているかについて,考えることができるかをみる。
(2) 文章を読み取り,江戸時代の不定時法における昼の「5つ」のはじまりが,現代の時刻で表すと何時になるかを考えることができるかをみる。
(3) 文章から落語「時そば」の内容を読み取ることができるかをみる。

問3 自転車の仕組みや立方体の組み立てなど,日常的な活動から空間的に図形をとらえさせることで,主に科学・論理的思考力の基礎的な力をみることをねらいとした。

(1)
ア 説明と図から自転車の仕組みについて空間的にとらえ,前の歯車と後ろのギアの関係を適切に考えることができるかをみる。
イ 説明と図から自転車の仕組みについて空間的にとらえ,自転車の進む距離を適切に求めることができるかをみる。

(2)
ア 示された図から3つの展開図をつくるにはどこを切り取ればよいかを考え,適切に表現することができるかをみる。
イ 立方体を空間的にとらえ,面に書かれた数字を推測して考えることができるかをみる。

平成23年2月3日実施の作文による検査 出題の狙い
他の人に支えてもらったことを振り返るとともに,人と人とが支えあっていくための自己の役割や,その役割が果たせるようになるための中等教育学校での過ごし方について書かれた作文を通して,中等教育学校で学ぼうとする意欲や目的意識,表現力をみることをねらいとした。


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