鳥取県の中高一貫校

鳥取県の公立中高一貫校

鳥取県教育委員会は2010年6月28日、鳥取県東部に設置を計画している県立中高一貫校について第2回検討委員会を鳥取市内で開いた。委員の県中学校長会代表が「公立での設置は反対」と表明するなど、5月の第1回委員会に引き続いて県立一貫校設置に懸念の声が続出した。

以下各種議事録より。

第2回鳥取県中高一貫教育校設置検討委員会の概要
日時:平成22年6月28日(月)議事録より

(1)学校法人の設置構想について
県立、私立と乱立して、共倒れになりかねないことから、慎重な議論が必要

(2)国における中高一貫教育導入の経緯と募集停止校の全国状況
◆単線に近い学校体系を複線化して生徒や保護者の選択肢を増やそうという趣旨は理解

◆生徒が集まらず、併設型の中高一貫校として、全国で唯一、募集停止となった香川県立高瀬のぞみが丘中学・高瀬高等学校の立地する三豊市・観音寺市と鳥取市とは、人口規模がそう大差ないことから、鳥取市でも同じことになりはしないか懸念

(3)鳥取県県立中高一貫教育校の設置構想概要について
◆そもそも、公立中学校が頑張っている鳥取において、中高一貫教育のニーズがどれほどあるのか疑問である

◆県東部の中学校長24人の中では、無条件で賛成する校長はいない

鳥取県議会 平成22年度議事録より
中高一貫教育について
鳥取県東部地区の進学校における公立中高一貫教育校の設置が検討されはじめたことから、状況が類似の岡山操山中学校・高等学校について調査を行った。
 

岡山県では、15年前に少子化を見込んで高校再編がなされ、その一環で早くから中高一貫校の導入の検討が始まった。平成14年度、岡山操山中学校が開校し、第1期生120人が入学し、平成17年3月には1期生が中学を卒業、平成20年3月には1期生が高校を卒業。
 

中学では高校学習の先取りをせず、基礎基本を重視。授業改善は中高合同で。高校では、内部進学者(内進生)と受験入学者(外進生)を融合するため、まずはお互いを高めあう集団づくり。授業は選択制で、学習速度を複線化、出来る子はドンドン先に進む。
 

総合学習「未来航路プロジェクト」を6年間通じて実施し、中学卒業時には論文作成、高校でも内発的進路意識の醸成を図り、豊かな人間性・社会性を身に付け、国際社会で活躍できる人材の育成を目指す。
 

進学実績では、平成21年度に医学部合格者が3名から11名へ増加など結果も。

都内私立中高一貫校と比較しても生徒・保護者の満足度も高いが、未だに「高校学習の先取り」「全員が東大」といった誤解もあり、地域の理解が課題。
 

鳥取県の公立中高一貫教育校設置構想に問われているのはその理念。設置により何を目指すのか、教育委員会の動向を注視しながら、委員会としても更に調査を進めていく。

概要を聞いたところでは目指すところとしては全く同感であるが、市町村が行っている小中一貫教育のような地域に根ざす教育と、県が進めようという中高一貫のような教育が相殺する関係になってはいけない

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鳥取でも中等教育学校、2011年開校

鳥取県の公立中高一貫校

鳥取大学が鳥取県内初の中高一貫の中等教育学校を開校を予定していることが明らかになりました。中等教育学校は鳥取キャンパス内に設置し、開校は2011年4月を予定。学級数はまだ未定だが、鳥取大学附属中学校は現在1学年4学級。

公立中高一貫校がまだ1校も設置されていない鳥取県だけに今回の鳥取大学の計画は市民に大いに歓迎されそうです。

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