10、大学実績がすべてか?

大学実績がすべてか?

大学実績の話が出ると、大学実績だけでなく、子どもの個性を伸ばす教育をしてほしいという話が出ます。

これについては十分議論に値するテーマだとは思います。

しかし、学校教育に「一人一人の子供の個性を伸ばす教育」を求めたい。できればやってほしいと保護者であれば誰でも思います。しかし、現状では酷ではないかと思うのです。


それよりは、「我が子の個性を伸ばしてくれる学校なり、環境なり」を探し、求めていくほうが現実的であろうと考えます。

学校教育の制度や仕組みはそう簡単に変えようとしてもかわるものではないでしょう。制度や仕組みの改革を待っていたら、我が子が卒業してしまう年齢になってしまったということも考えられます。

ですから、ここでは学校教育云々というテーマは扱いません。

では、「我が子の個性を伸ばしてくれる学校はどこなのか?」となります。これもなかなか難しい問題です。個性というくらいですから、我が子には良かったとしても、他所の子どもには合わないということも考えられます。だからこそ、個性といえるわけですから。

おそらくそこで一番わかりやすい基準が偏差値であったり、大学実績に集約されているのではないか? いかがでしょう。

反論はたくさんあるでしょうが、そういう意味で、このサイトでは大学実績を出してみたわけです。

一定レベルの学校であれば、一定以上の水準で勉強が行われ、これまた反論があることを承知で書くと、子どもの自発性についても、難関大学に通う子どものほうが、その他の子どもよりは高いというのも実感です。

あくまでもこれは一般論ですが、「8、偏差値で測れない優秀な生徒」で例に引いた


小石川高の生徒が、ポーランド化学アカデミー物理学研究所が主催する
国際論文コンテスト「ノーベル物理学賞への第一歩」で日本人で初めて
入賞した。

さらに、今年も3月に小石川高を卒業した女子生徒が入賞を果たしたこと
生徒達にとって刺激になっていると遠藤校長は喜ぶ。ちなみに、提出論文
は英語で書かれている。


こういうコンテストに出ようという意識やこのニュースを受けて刺激を受けたという子どもたちはやはり一定レベル以上の勉強をし、そういう仲間に囲まれているからこそではないかと思います。

別に、それは「国際論文コンテスト」でなくてもかまわないのです。自らの興味の欲するテーマを自分なりに追求していくということができるのは、学力もいるし、環境も必要であると思うのです。

小石川高の遠藤校長は、


このコンテストで入賞したことは、難関大学への進学者数で優劣を競おう
とする都立他校と、小石川高との違いを具体的に示す一例です。本校を卒
業して直接海外の大学に入学する生徒がもっともっと増えれればいいと思う。


とこれもすでに例に引いたわけですが、海外の大学への留学する生徒を多数排出しているのは、まぎれもなく難関大学の在校生及び卒業生です。

考え方次第ですが、良い大学実績を学校が出そうと努力しているというのは、決して子どもたちの個性を削り、磨耗させるばかりではないと思います。

今後、多々大学実績を引いての話も出てくると思いますが、ご理解いただければと思います。

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